2013年から現行年式まで同スペックで販売されるルノールーテシアは、排気量1600cc、最高出力200ps&エンジントルク24kgmというカタログスペックです。
先ずはノーマル状態をチェックします。
この様なHighスペックなエンジンでも1300kgと重力級ボディには少々役不足なのか、試乗してみるとまるでNAエンジンの2000c車の様です。
もしかしたらこれがメーカーの狙った乗り味なのかもしれませんが折角のターボエンジン、「ルノースポール(RS)」グレードの名に期待するターボエンジンのフィーリングが欲しいユーザー様も少なくないのでは無いかと感じました。
データロガーでノーマルブーストを確認したところ0.7~0.8kPaと、やはり今どきのターボ車にしては低い数値でした。
そこで今回はALIENTECHのSTAGE1データをインストールし、ターボ圧のアップを実施。
最大トルク発生付近でターボ圧1.2kpa、更にエンジン回転数がピークパワーの発生する6000rpmと高回転域でも1.0kpaのターボ圧維持を実現しました。
もちろん点火時期や燃料調整も最適化することで完成したセットアップは、シートに押し付けられる、車が軽く感じる程の伸びやかな加速感に変化。
3速での3000rpm~6000rpmでの加速タイムも0.5秒以上(!)も速くなりました。
まさに「RS」の名にふさわしいエンジンフィーリングを実現できたと思います。
先にも書きましたが2013年から現行車まで大きな変更がないエンジンなので、ALIENTECHのECUチューニングも幅広い年式で対応可能です。
気になるユーザー様はどうぞご相談下さい。
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